塾長プロフィール

河崎 典夫 Kawasaki Norio   1962年11月17日生

1996年 JKA世界大会(ギリシア)  組手 3位   型 3位
2004年 KWF世界大会        組手 2位   型 2位
2005年 KWF全国大会        組手 優勝  型 優勝
2006年 KWF全国大会        型  優勝
2007年 KWF世界大会        組手 2位   型 2位 

 私は中学生くらいまでは喘息の持病があり病弱で、「丈夫な体さえあれば他に何もいらない」と思っていたほどでした。
大学入学から空手を始めましたが、もともと体力がなかったので、「腕立はできない」「走るのは遅い」という普通以下の部員でした。ただただ心身ともに強くなりたかったこと、そして何より空手が好きだったこと、ということだけでまじめに続けてきた結果、大学在学中に何とか弐段を取得することができました。就職してからも空手から離れることは全く考えられず、空手協会の本部道場や母校の大学の道場で稽古を続けていました。その後「さらに空手を極めてみたい」と思い悩んだ末、ついには30歳にして日本空手協会研修生の試験を受け、プロの指導員の世界に入りました。ここで一流の指導員との圧倒的な技術レベルの差、体力の違いという壁に突き当たりつつ、何とか2年間の研修生過程を卒業し、指導員となりました。しかし、実際に空手の技術レベルが向上したのは、40代になって体の使い方を「意識」できるようになってからだったと思います。本当に遅咲きではありましたが、大会でも結果が出せるようになり、海外のセミナーにおいても自分の技を見せて納得してもらえるような指導ができるようになりました。
57歳を過ぎた今、まさに「継続は力なり」を実感しています。
肉体的にも運動神経においても全く優れているわけではなかった私自身ですので、皆様と等身大の指導員としてできるだけわかりやすく空手の技術と精神を伝えていきたい、そして少しでも多くの人に自分のからだが変わっていく実感を味わってほしいと思っています。

昭和60年 横浜市立大学卒業
平成5年  8年間の社会人生活を経て 日本空手協会研修生入所
平成7年  研修生を卒業 日本空手協会指導員となる
平成14年 空手之道世界連盟(KWF)設立に伴い、同連盟指導員となる
平成20年 同連盟を退会
平成22年 空手道「天真塾」(現在「鎌倉天真塾  河崎道場)を設立