天真塾 理念

武道の世界に引退はない

競技の世界に引退はあっても、武道の世界に引退はありません。20代には20代の空手があり、70代には70代の空手があります。「生涯武道」「生涯空手」が天真塾の精神です。

継続は力なり

現代の世はすぐに結果を求める風潮が蔓延しています。空手は流行りものではなく地味な基本稽古の繰り返しが全てであり、命でもあります。良いものを作るには時間がかかります。また、時間をかけなければよいものは生まれません。

空手で健康に、そして充実した生活を

あたりまえのことですが、空手を続けて健康にならなければ意味はありません。体を痛めつけることが目的ではなく、健康で充実した生活を送ることが天真塾の目指す「生涯の空手道」です。

稽古とは  一より習ひ十を知り 十よりかへる もとのその一

千利休の道歌ですが、武道の修行はまさにこの歌の通り。道に終わりはありません。

空手を通して自分自身と向き合う

意識が変わる、体が変わる、生活が変わる ! ◎初めての方に ~ まずは体験を! ◎空手経験者の方に ~ もう一度空手の素晴らしさを実感してください。  

塾長プロフィール

河崎 典夫  Kawasaki Norio

  • 1996年 JKA世界大会(ギリシア)  組手 3位  型 3位
  • 2004年 KWF世界大会  組手 2位  型 2位
  • 2005年 KWF全国大会  組手 優勝  型 優勝
  • 2006年 KWF全国大会  型 優勝
  • 2007年 KWF世界大会  組手 2位  型 2位

1962年11月17日生

私は中学生くらいまでは喘息の持病があり病弱で、「丈夫な体があれば他に何もいらない」と思ったこともありました。
大学入学から空手を始めましたが、もともと体力がなかったので、「腕立はできない」「走るのは遅い」という普通以下の部員でした。ただただ心身ともに強くなりたかったこと、そして空手が好きだったことでまじめに続けてきた結果、大学在学中に弐段を取得することができました。就職してからも空手から離れることは全く考えられず、空手協会の本部道場や母校の大学の道場で稽古を続け、ついには30歳にして指導員の世界に入りました。 ここで再び技術レベルの差、体力のなさを痛感しましたが、40代になって体の使い方を「意識」するような稽古法になってから空手の技術レベルも向上しました。その結果、大会でも結果が出せるようになり、海外のセミナーにおいても自分の技を見せて納得してもらえるような指導ができるようになりました。
50歳を過ぎた今、まさに「継続は力なり」を実感しています。
肉体的にも運動神経においても全く優れているわけではなかった私自身ですので、皆様と等身大の指導員としてできるだけわかりやすく空手の技術と精神を伝えていきたい、そして少しでも多くの人に自分のからだが変わっていく実感を味わってほしいと思っています。

  • 昭和60年  横浜市立大学卒業
  • 平成 5年   8年間の社会人生活を経て 日本空手協会研修生入所
  • 平成 7年   研修生を卒業 日本空手協会指導員となる
  • 平成14年  空手之道世界連盟(KWF)設立に伴い 同連盟指導員となる
  • 平成20年  同連盟を退会
  • 平成22年  空手道「天真塾」を設立
  • 平成30年  団体名を「鎌倉天真塾 河崎道場」に改名
最後に出場した大会の型の部決勝で演じた五十四歩大
指導風景 ノルウェー